「宇宙」という言葉の意味は、
次のような説がある。
①
「宇」は「天地四方上下」
(上下前後左右:三次元空間全体)
「宙」は「往古来今」
(過去・現在・未来:時間全体)
「宇宙」で時空(時間と空間)の全体
②
「宇」は「天」、「宙」は「地」を意味し、「宇宙」で「天地」
両方とも古代中国の漢字文化で、「宇」と「宙」を組み合わせて生まれた言葉
③
哲学的・宗教的観点から見た場合、
宇宙全体の一部でありながら全体と類似したものを「小宇宙」と呼ぶのに対して、宇宙全体のことを「大宇宙」と呼ぶ。
④
天文学的観点から見た場合、「宇宙」はすべての天体・空間を含む領域をいう。銀河のことを「小宇宙」と呼ぶのに対して「大宇宙」ともいう。
一説には観測できる領域は宇宙の地平線の内側に限定されるが、大宇宙はそれよりはるかに大きいと考えられている。
⑤
物理学的観点から見た場合、
「宇宙」は物質・エネルギーを含む時空連続体のまとまりである。
⑥
現代物理学における「宇宙」は、
「物理学的な世界全体」ではなく、生成・膨張・収縮・消滅する物理系の一つである。理論的には無数の宇宙が生成・消滅を繰り返しているとも考えられている。
⑦
「地球の大気圏外の空間」という意味では、国際航空連盟(FAI) の規定によると高度 100 km 以上のことを指す。
⑧
アメリカ軍では高度50ノーチカルマイル (92.6 km) 以上の高空を「宇宙」と定めている。
各学問や国によっても見解や位置が異なるって面白いです。
各部門を勉強して来た人達がその知識を積み重ねて、定義する。
そして、自分は、もう知っていると思っていても知らない事が多かったり、全く知らなかったりする。
そして、その定義を知らずに使用している現代人、学ぶ事に終わりは、無いと再確認出来ます。
全ての物事に対して、適応出来る。
知る事は、面白い。
身につける。
応用する。
アウトプットする。
活かす。
などに踊らされないようにしないと…