乾燥させる方法
1.温風で温める
2.赤外線を当てる
3.ホットプレート等で加熱する
4.水分を除去する
5.真空状態にする
6.乾燥剤を使う
7.冷す凍らせる
8.送風する
9.陽の光を当てる
美容のためにお肌などの乾燥を防ぐ、加湿などの方法は、調べたり、沢山あっても、逆に乾燥させる方法を詳しく知る人は、あまり居ないのでは?と思い調べてみました。需要が少ないかもしれませんが興味を持った方は、気軽に見て下さい。
まず「乾燥」の定義とは、
・その物の水分を除去し、
乾いた状態にする事
・乾いた状態
・水分を気化させて水分を減らす
・水分を無くす
・空気中の湿度が低い時
乾燥の過程
⑴その物体の温度を上昇させて、水分の発散量を増やし、凝縮し難くすることで乾燥が進行する。
⑵その物体にある周囲の水分を除去することで水分の発散が優位になり乾燥が進行する。
日常生活での乾燥は、
気温が高いほど、
送風するほど、
早く進行する。
この2 つの要因を同時に作用させるて、燻製や乾物の製造に使われる。
燻煙は熱を供給するとともに蒸散した水蒸気を対流により運び去っている。
赤外線を当てて乾燥させる。
凍結乾燥は、一方の要因だけで乾燥させる方法である。
ちなみに、
乾燥剤とは、
空気から水蒸気を吸収する物質
シリカゲルなど、
湿度により品質が劣化したり壊れたりする物に用いて湿気を取り除く為に使用される。
塗料を乾燥させる乾燥促進剤は、金属石鹸が用いられる。
また、塗料の場合は、水分を除去するのでは無く、酸化重合反応を促して乾燥させている。それらや種類などは、長くなるので詳しく知りたい方は、個別で…
密閉容器中に置かれた物体では、
水分の蒸散と空気からの凝縮とで水分状態を形成しており、この状態を物体側から周囲の空気に偏らせる。
◯乾燥剤の性能を表す3つ
⑴吸湿容量
吸湿できる水の質量を表す。
乾燥剤の表面積などが等しければ、乾燥剤の質量に比例する。
⑵吸湿力
乾燥剤を作用させた後に残る水分の量で表す。
空気1L中に含まれる水の質量(mg)で示すことが多い。
⑶吸湿速度- 乾燥剤の表面積などが等しい場合、空気に含まれる水の質量に比例する。
高い順に主な乾燥剤の吸湿力
1.液体空気1.6×10-23 (高い)
2.五酸化二リン2×10-5
3.酸化アルミニウム1×10-3
4.濃硫酸3×10-3
5.シリカゲル6×10-3
6.塩化カルシウム1.4×10-1 (低い)
余談ですが靴を乾燥させる時に、
新聞紙や紙を入れるなどがあるが、
ドライヤーを使う際は、温風にすると靴を痛める恐れがあるので注意して下さい。
◯乾燥する事で作られる物
陶器
木材
粉粒状、泥状、糊状、液状材料
粉状洗剤の精製
食料品
コーンフレーク
ドライフルーツなど
様々な物に使われる。
またまた余談ですが、
木材を乾燥させる理由は、
・寸法を安定させる。
・強度が上がる。
・腐りにくくなる。
などあり、
自然乾燥だと半年〜1年程もかかる。
逆に、乾燥を防ぐには、
当たり前ですが、
密閉空間を防ぎ、風や温風、陽の光などに触れさせず、水分を乾燥させたくない物やその周囲に与えれば良いという事ですね!
更には、加齢による老化や風邪やコロナなどを防ぐ事と同義でもあると感じました。
見難い、分かりにくい内容ばかりだと思いますが、最後まで見て頂き、ありがとうございました。
ご意見や指摘などあれば教えて下さい。
よろしくお願いします。